鍵屋にスペアキー作成を依頼する時のポイント

鍵は念のため二つ持っておくのが一般的です。普段使用するメインの鍵と、メインの鍵を紛失した時に使うスペアキーの二つです。自宅の鍵や愛車の鍵を一つしか持っていないという場合はスペアキーを作成する必要がありますが、スペアキーは頻繁に作るものではないので分からないことがたくさんあるという人も多いです。そこで今回は覚えておくと役立つポイントがいくつか紹介します。

スペアキー作成に必要な物

スペアキーを作るためには元となる鍵が必要になります。一つあれば十分と思うかもしれませんが、紛失してしまった後では遅いのでなるべく早い段階でスペアキーを作るのがおすすめです。ディスクシリンダー、ピンシリンダーという昔ながらの鍵はほとんどの鍵屋で対応してもらうことが可能です。一方強固なセキュリティシステムを採用しているものや、自動車の鍵のようにイモビライザーを搭載している専用の鍵の場合は対応できるお店が限定されます。身分証明書が必要になるケースもあるので、運転免許証や健康保険証なども用意しておくことをおすすめします。

鍵屋にスペアキー作成を依頼した時の作成時間や値段について

ディスクシリンダー、ピンシリンダーであれば作成時間は15分から60分くらいです。鍵屋の手が空いている状態であれば即日受け取ることも可能です。強固なセキュリティシステムを採用しているものや、自動車の鍵のようにイモビライザーを搭載している専用の鍵の場合は即日受け取りは難しいです。専用の機械があり、部品も揃っている状態であればすぐに作成してもらうことが可能ですが、基本的には1週間から2週間前後かかることが多いです。ディスクシリンダー、ピンシリンダーの値段相場は500円から1000円前後ですが、複雑な加工が必要なものになると3000円以上かかります。セキュリティシステムやイモビライザーを搭載している場合はさらに高額になるケースが多く、1万円以上することもあります。高級車や輸入車になると50000円することもあります。

スペアキー作成時の注意点

心配性の人はスペアキーをたくさん作りたくなるかもしれませんが、スペアキーは増え過ぎると管理が難しくなってリスクが増すので余分に作る必要はありません。家族にスペアキーを預ける分には問題ありませんが、家族以外の人物に預けてしまうと悪用される可能性もあるので要注意です。鍵を紛失してしまうと、他人の手に渡る可能性があるということも頭に入れておかなくてはいけません。スペアキーがあれば今まで通り生活することは可能ですが、紛失した鍵は使える状態なので何者かにイタズラされる可能性もあります。万全を期すのであれば錠前ごと取り換えること視野に入れたほうが良いです。

まとめ

スペアキーは頻繁に作るものではないので準備するもの、作成時間、値段相場などは分からない人が多いです。今回紹介したポイントを理解しておけばスペアキーを作る時も安心ですし、焦ることも無くなります。鍵は安全を確保して、自分の財産やプライバシーを守るものなので正しく扱い、正しく管理することを忘れてはいけません。